飲むヨーグルト

アルゴ 95点


イランで暴動が起こり
アメリカ大使館の外交官が過激派に拘束されてしまう。
事件の最中に逃げ出した6人はカナダ大使館に助けを求めて、
カナダ人と偽って、かくまってもらえることになった。
アメリカ人だとバレたら、彼らも人質にされている仲間も殺されてしまう。
彼らを救出する作戦とは、ニセ映画を作ることだった。
実際にあったお話。


おもしろいという感想が適切か、わからないけれど
こんな作戦を思いつくのはすごいと思った。
嘘だけが、銃から身を守るみたいな台詞がよかった。


どこまでが
その国の法律や権力が適応される範囲なのか
わたしがよくわかっていないことに気づきました。


最後のほうは
ハラハラする場面が続きます。
もう見逃してあげてよと、何回もモヤモヤした。

道の端に雪


野鳩とナカゴー『ひとつになれた』 97点


公演前の練習風景。
みんなバラバラで
なかなか練習がはじまらなくて
誰もがイライラする。
後半は宇宙人が地球を襲ってきて
パニックになる。


みんな
じぶんの役で出演していた。
篠原さんの
ナカゴーの芝居は
好き、嫌いが分かれるからね
ということばがおもしろかった。
ナカゴー、また観に行きたいです。



シンクロ少女「めくるめくセックス 発酵版」 94点


2組の夫婦と
1組のカップル、
2人の青年が出てくる。
精神的なつながりと
からだのつながり
どちらで
わたしたちはいっしょにいるのかな?
というお話。


プロレスの
迫力がすごかった。
彼氏のお兄さんとの浮気があったり
設定はよくある昼ドラみたいだけれど
おもしろかった。
ほとんどの登場人物に
共感できるところが
わたしにもあったからかな。


墨井鯨子さんは
この前のナカゴーの
ふてくされ子ちゃんだそうです。
今回は女子には嫌われそうな
モテる女の子の役をされていました。
おなじ役者さんだとは知らなかったから
びっくりしました。


平日のお昼の時間帯の
舞台や映画は
このひとたちは
おしごとはいいのかな?と
ふしぎな雰囲気がある。
わたしもそうだけど、
きっとみんな
びっくりするような
特別な理由なんてないのだけれど
気になってしまう。



昨日の祝賀会『冬の短篇』 91点


5本の短編。
大人のための芝居。


5本も見れるので
すごく満足できました。
NHKっぽいというか
サラリーマンNEOっぽい笑いでした。
「流れる」が
とくにおもしろかったです。


ふじきさんは
みいつけた!」の
脚本を書かれているそうです。
すきな子ども番組なので
わたしのなかで
すきなものの繋がりが見えてうれしかったです。

雪の日


ワン・デイ 23年のラブストーリー 97点


ふたりの男女のお話。
7月15日を23年間。


予告編を観て
ロマンチックだなと思い
織り姫と彦星みたいに
1年に1回しか会えない
七夕みたいなお話だと思っていました。
でも実際は
そういう引き離されるお話ではなくて、
ふたりともお互い素直になれないから
いっしょになれないというお話でした。


お互いに両思いとわかっているのに
恋人や結婚相手ができても
相手にやきもちをやいていないところが
新鮮でよかったです。
自己嫌悪になったり、
八つ当たりはしてしまうけれど
いっしょになりたいって言わない
じぶんが出した結果だって
受け入れているからなのかな?


アン・ハサウェイ
ファッションだったり
髪型が毎年変わっていくのも
おもしろかったです


あの頃ペニー・レインと 93点


厳しい母親から逃げるために
家出した姉が残した
レコードを聞きロックにはまった主人公。
彼は音楽批評をはじめ
15歳だが取材のため
新人ロックバンドのツアーに
ルーピーといっしょに同行するようになった。


ルーピーではなくて
バンドエイドと言っているところが
おもしろかった。
追っかけをする女の子って
痛いかもしれないけれど
優しかったり、素直なので
かわいく見えてくるから不思議。


ランナウェイズも
そうだったけど
バンドは音楽性の問題だけではなくて
人間関係をいいものに保つことが大変そう。


最後まで
ウィリアムが
ドラッグをしている場面はなかったので
安心しました。


南極料理人 85点

調査隊の調理担当として
南極で1年過ごすお話。


日本と同じようなものを
食べていたのでびっくりした。
おしごと中の楽しみが
食べることのわたしには
うらやましかった。


男のひとが作る
おにぎりはおいしそう。
父親が作るものしか食べたことがないけど、
大きくて、塩味が多めで
だいすきでした。

おもち


レ・ミゼラブル 94点


妹のためにパンを1つ盗んだことで
19年間刑務所にいた主人公。
犯罪者の彼に世間は冷たく誰も助けてはくれない。
また盗みをしてしまい捕まるが
変われると信じてくれた司教によって心を入れ替え
彼は正しく生きて行くことを誓う。
ミュージカル映画


図書室の世界名作まんがシリーズで近くにあったのに
読んだことはなかったお話。
小学生の当時でさえ
古くてつまらないと思っていたが
今の時代でも十分楽しめる内容で驚いた
友だちに読んでごらんと薦められていたのに
絵が苦手だからと断っていたことに後悔しました


はじめの船を引き揚げる場面から圧倒されました
迫力ある映像もそうだけど
歌詞が真っすぐで聞いていて惹き付けられました
ひとのことも意識して歌う、きれいな言葉だけではなくて
じぶんたちの生活そのままを歌う歌。
劇団四季の影響からか
ミュージカルという言葉に
わたしはファンシーなイメージを持っていたけれど
優しい声をかけて、引きづりこんだり
戦争からお金儲けをするなど
リアルなところも描いていて大人向けだと思った。


愛すれば
そのときから神様が
そばにいてくれるみたいな言葉が
印象に残りました


あとお話とは関係ないけれど、
ヘレナ・ボナム=カーターが
なんとなく気になったり、好きなのは
わたしの祖母に似ているからだと気づきました

あけまして、おめでとうございます。


ミッドナイト・イン・パリ 89点


過去に憧れる主人公が
タイムスリップをして
1920年代のパリの夜を楽しむお話。
彼には現在に婚約者がいるが
恋をしてしまう。


アドリアナが
私にとってはここが黄金時代、
ここに残ると言ったときの
目が覚めた感は
主人公と同じように
わたしにも大きかった。
リラックスして
心地よく見ていたけど
お話が変わったって感じがしました。


パリに行ってみたくなりました


今年のまとめ


今年、
映画館で見た作品の
ベスト10です。


1位
サニー 永遠の仲間たち 

2位
おとなのけんか

3位
ふがいない僕は空を見た


1位と2位は
悩むことがなかったけれど、
3位にしたい作品はたくさんありました。
ピナ・バウシュヤング≒アダルト
よかったなって
迷いました。


4位 劇場版 魔法少女まどかマギカ[前編] 始まりの物語 
5位 ヤング≒アダルト
6位 ピナ・バウシュ 夢の教室
7位 007 スカイフォール
8位 宇宙人ポール
9位 ブライズメイズ 史上最悪のウェディングプラン
10位 トガニ 幼き瞳の告発


点数でみると、
劇場版 魔法少女まどかマギカ[前編] 始まりの物語 100点が
一番高いけど
アニメの総集編だったので
ちがうかな。


霧島は
最初の上映を見過ごして
2回目にはじまった
再上映も行けませんでした。
見ていたら、
順位がまた変わったのかな。
DVDになったら見なきゃ。
楽しみです。